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エテリは昌磨くんを世界チャンピオンにしなければならない

写真が素敵なこちらの記事の訳です。

sport24.ru

昌磨くん


日本人の宇野昌磨は既にモスクワに。エテリ・トゥトベリーゼは彼を世界チャンピオンにしなければならない

これはフィギュアの夏の重要な歴史です。

 

今日、日本のフィギュアスケーター宇野昌磨はモスクワに到着後、エテリ・トゥトベリーゼの指導の下、夏季合宿が行われているノヴォゴルスクに赴きました。宇野の新コーチの名はまだ決まっていませんが、トレーニングキャンプ中に何も特別なことが起こらなければ、昌磨が少なくとも1シーズンはトゥトベリーゼのグループに残る可能性は非常に高いです。

平昌オリンピック銀メダリストが少しの間ロシアでトレーニングするということについてはまだ夏の初めに話されていて、コーチについてだけ議論されていました。一週間前、エテリ・ゲオルギエヴナはこのことについて公式に発表し、ファンたちは大喜びでこのニュースを受け入れました。

もちろん、昌磨とトゥトベリーゼの協力が長期的なものになる保証はありません。しかし、合宿中であってもこの日本人の大きな問題 - クワドジャンプの安定度 - を解決することに力を入れることはできます。ジャンプに関してはシーズンを通して宇野は常に問題を抱えていました。この日本人は一度もサルコウをクリーンに決めることが出来ず、よくフリップで"エッジエラー"を取られたり単に転んだりしました。また、ルッツの慢性的な問題のため、宇野は今シーズンルッツは(3回転でも)跳ぼうとさえしませんでした。(また間違ったエッジエラーの話でたー!フリップは取られてないよ!)

昌磨が申告する内容は紙の上ではとてもクールに見えます。しかし、自信の欠如によりグランプリファイナルでは勝利を逃し、ホームで行われた世界選手権ではメダルさえ取ることができませんでした。

専門家たちは、宇野とトゥトベリーゼの協力にはプラスなことしかないと考えています。ロシアの名誉コーチ、タチアナ・タラソワは、TASSのインタビューで、昌磨は正しい選択をしたという意見を述べています。

(ここからはタラソワさんのお話の引用。訳はこちらにあるので参考にしてください。)

figureskaterus.hatenablog.com

オリンピック銀メダリスト、イリヤ・アベルブフは、宇野の決断に何もセンセーショナルなことはないと言っていました。

(ここからはアベルブフさんのお話の引用。訳はこちら。)

figureskaterus.hatenablog.com

もちろん、昌磨の決断の正しさについて判断するのはまだ早く、最初の試合の後にだけ結論を出すことができるでしょう。しかし、この日本人はトゥトベリーゼのグループでの滞在から最大限のことを得るために、できる限り可能なことをするでしょう。


合宿後どうなってるか楽しみですね。

四回転の安定性ももちろん手に入れて欲しいけど、セカンドループ好きなのでこっそりマスターして欲しいなー(^_^)