サムソノフくんが合宿中の昌磨くんのことも少し話してくれていたので訳しておきます。他にもうちょっと詳しい記事があったのでそっちの方が良かったかなーと思いつつ時間なかったのでひとつだけ。
ロシアのスケーターサムソノフはシーズンの終わりに4回転ループを跳ぶ予定
昨シーズン彼はフリープログラムで4回転ルッツと2本の3回転アクセルを跳んだ
ノヴォゴルスク / モスクワ州 / 8月5日。/TASS/。フィギュアスケートのロシアジュニア選手権の優勝者、ダニイル・サムソノフは新しいフリープログラムに、3つ目の4回転ジャンプ、フリップかトウループを組み込むつもりで、今シーズン(2019-2020)の終わりにはループを入れる予定です。このことについて、エテリ・トゥトベリーゼのグループで練習しているサムソノフは、月曜日、ノヴォゴルスクで行われているジュニアテストスケートのショートプログラムの演技後に、TASSに話してくれました。
「僕の新しいフリープログラムはジョシュ・グローバンの"Per Te"で、このプログラムでは2つの4回転、ルッツとフリップを跳びますが、僕たちはもっと多くする予定で、シーズン中徐々に複雑にします。面白いプログラム、僕はそういうのが好きです。フリップかトウループを増やすかもしれません。今とても上手く出来ているので。ループは今の所まだ入れられませんが、シーズンの終わりには入れられるかもしれません。今はプログラムを滑り込む必要があります。」と、サムソノフは言っています。
昨シーズン、ロシアジュニア選手権の最も若い参加者の一人がフリープログラムで4回転ルッツと2本の3回転アクセルを跳びました。彼は国際スポーツ競技大会"アジアの子供たち"の優勝者になりました。
「ロシアジュニア選手権で勝った後、自分がトップ選手になった感じがしたとは言えません。同じように全ての試合に出て、イライラしないようにしました。イライラすると、僕たちの国のシニア男子のようにミスすることがあります。ミスしてしまうのは心理的な準備の問題だと思います。今日のテストスケートで僕は動揺しませんでした。こういうことは僕にとって初めての経験でしたけど。」と、14歳のスケーターは言っています。
シーズンオフにサムソノフは休暇を取ることができました。「僕たちはヨルダンの死海に行ってきました。快適で自由な休暇がとても気に入りました。今は前と同じように練習しています。6日練習で1日休み。シニアへの移行について僕とコーチたちは今の所話し合っていませんが、僕はまずジュニアの全ての試合で勝ち、その後でシニアに移る必要があると思っています。」
ただ最大限に練習しなければならない
サムソノフのショートプログラムはエツィオ・ボッソの"Rain, In Your Black Eyes"です。「これは、自分の世界に住んでいて、自分がどこにたどり着いたのか分かっていなくて、自分が好きなことをしている少年についての曲です。ダニイル・マルコヴィチ・グレイヘンガウスとエテリ・ゲオルギエヴナ・トゥトベリーゼは一緒に音楽を選んでくれ、プログラムを作ってくれます。フリーは3曲の候補がありました。」
彼は今シーズン、ジュニアグランプリシリーズに出場する準備をしています。「とても面白そう。色々な国の選手たちと戦うのを楽しみにしていて、楽観的に考えています。どの試合でも最大限に自分の練習の成果を出せるようにがんばります。」
シニア選手の中で誰が一番好きかという質問に、サムソノフはこう答えています。「僕が誰より好きなのは[日本人の]宇野昌磨選手です。彼はこの前僕たちのグループで一緒に練習していました。彼は休むことなく練習していてリンクのあちこちで疾走しています。僕は彼のとても強い資質全てを自分のものにできるように頑張りました。」
しかし、とんでもないことをさらっと言う子だ…。今シーズンの終わりにはどうなってるのかな。
