ただのフィギュアスケートファンのロシア語翻訳

フィギュアスケート関連のロシア語記事や動画の翻訳が中心のブログです。

友野一希:2019スケアメショート「クローマ」解説訳(チャンネル1)

放送見てると色々なことを話してるので訳すとなるとどこから手を付けたらいいのやら。まずは友野くんのショートにしてみました。怪しいところもあるので間違ってたら教えて下さい🙇

 

↓こちらの男子ショートの放送動画の一部です。友野くんは00:32:35あたりから。6練中はスケアメ勝ったロシア人はヤグだけーとかカジノの話とか色々してました。

公式動画はブロックかかっているので解除してください。

ジオブロック回避方法※うちの場合

www.1tv.ru

 

友野くん部分はこの動画と同じです。

www.youtube.com

解説はヤグディンとゴロヴァノフさん(発音的には"ガラヴァノフ"さんですが日本語表記だとたぶんこうなるのかな?)です。ヤグといえばトトが病気みたいで心配ですね。


[演技前]

ゴロヴァノフ:このグループはあと2人です。友野一希。率直に言うと、一般的にそれほど有名ではない選手ですが、しかし、またしても日本の代表で、レベル、ある指標、そして…

ヤグディン:彼は2年前の世界選手権で5位になっています。

ゴロヴァノフ:思いがけない発射でしたが、その後どういうわけか再び陰に隠れましたね。見てみましょう。

 

[演技後]

ヤグディン:既に、既に、良くなってます。一番最初に4回転トウループのコンビネーションへの挑戦を見ましたね。うまくはいきませんでしたが。その後、実際危うい着氷でしたが、良い4回転サルコウ、その後のトリプルアクセルは多く稼いでいます。彼らがコーチや振付師とショートプログラムのために選んだ曲のことを言いたいですね。この曲は彼にとても似合っています。また、今、リンクの席に座っているファンの話に戻りますが、彼らは明らかに彼を応援していました。ここで彼が自分の持つ難しいジャンプと動きそのものを見せたからでしょう。とても面白いショートプログラムです。

ゴロヴァノフ:ところで、友野は約1ヶ月後のモスクワの大会に出ますが、そこで観客は宇野昌磨を見ることになります。しかし、日本のフィギュアスケート界の主要人物である羽生結弦は一週間後のカナダ大会と、当然ながらホームの日本大会に出場します。羽生は度々、2回オリンピックで金メダルをとったのになぜ辞めないのか、何が支えていてどんなモチベーションがあるのかと質問されていますが、彼はただ4回転アクセルをやりたい、そのために後4年続けると答えています。

ヤグディン:もし私が4回転アクセルを見ることができたら正直言って最も幸せな人間になると思います。私は彼らの5回転を正直に信じていますが、5回転ジャンプまでには15年~20年かかるんじゃないかと思っています。しかしとにかく見ることはできるでしょう。私自身4回転アクセルを練習したことがあり、可能だとわかっています。半回転よりちょっと少ないくらい回転が足りませんでしたが、これはとても恐ろしいものです。このジャンプは前向きで跳び始めるので。私たちが目を開けたまま全てのジャンプを跳ぶ限り、正直に言うと、とてもひどく転んだ後には跳ぶのがすごく怖いです。いつだったかミーシンコーチと4回転アクセルへの突撃を終わらせ現実に戻りました。しかし今はこれは実際に実現し得ることです。少し話を前に戻しますが、29歳のミハル・ブレジナは氷上の素晴らしいアーティストで4回転を持っていますが、それで次のグループで滑るネイサン・チェンや、宇野昌磨、羽生結弦といった、4回転を1本だけではなく4、5本入れる選手と戦うのは無駄なことです。これが現在のシングルスケートの現実です。女子もトゥルソワ、シェルバコワのように4回転ジャンプを跳んでいますし、コストルナヤは素晴らしい飛行しているようなトリプルアクセルを跳んでいます。

今は、一希のためのショートプログラムの素晴らしい曲の選択を見ることができて嬉しいです。ここにミーシャ・ジーが座っています。みなさん既に良くご存知でしょう。フィギュアスケート界とフィギュアスケートに興味ある人々は彼のことをとても面白いプロデューサーとして知っています。彼はいつもプログラムをよりおいしくするために面白いこと見つけています。


ヤグが4Aやってみたのってミーシン時代なんですね。プルとあれこれある前ならかなーり昔のような気がしますけど🙄

友野くんのショート、面白いですよね。癖になりそう。ロシア大会もがんばれ!😊