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ネイサン・チェンは二つの世界記録を出しグランプリファイナルを制した

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フィギュアスケーター、ネイサン・チェンは二つの世界記録を出しグランプリファイナルを制した

アメリカ人選手がファイナルで3年連続勝利した。ロシア人のアレクサンドル・サマリンは4位。

世界選手権2度のチャンピオン、ネイサン・チェンは、トリノで開催されているフィギュアスケートグランプリファイナルの勝者になりました。おまけに20歳のこの選手は2つの世界記録も打ち立てました。

フリープログラムでチェンは224.92点。2つの演技の総合得点で彼は335.30点を獲得しました。これまでの最高得点も彼が持っています(それぞれ216.02と323.42)。この記録は2019年に日本の埼玉で開催された世界選手権で出したものです。

フリープログラムで、チェンは5本の4回転ジャンプをクリーンに決めました。彼は4回転ルッツ、4回転サルコウ、4回転トウループ、4回転フリップ - 3回転トウループのコンビネーション、そして4回転トウループ - オイラー - 3回転サルコウを跳びました。

銀メダルは、2度のオリンピックチャンピオン、日本人の羽生結弦が獲得しました(291.43点)。彼はショートもフリーも2番目の結果でした。銅メダルはフランス人のケヴィン・エイモズ(275.63)です。両方の演技で彼は3位でした。

ロシア人のアレクサンドル・サマリン(248.83点)とドミトリー・アリエフ(220.04)は、それぞれ4位と6位でした。アリエフはフリープログラムで4度氷に転倒しました。

≪ジーマは一番最初からもう疲れていたみたいだった。どうして彼は恐れて回らないの?才能はそろっているから私はとても残念だと言えます。でも、自分のエレメンツに集中するだけじゃなくて、音楽が助けてくれるように、音楽に焦点を当てた方が良いと思います。≫ ソビエトフィギュアスケートの名誉コーチ、タチアナ・タラソワの言葉を引用します≪R-Sport≫。(←これはチャンネル1の解説で言ってたのでそこからの引用ですね。)

ペアでは中国人のウェンジン・スイとツォン・ハンがグランプリファイナルを制しました。銀メダルは彼らの同胞、パン・チェンとヤン・ジンが獲得しました。ロシア人のアナスタシヤ・ミーシナとアレクサンドル・ガリャモフは3位になりました。

後ほどトリノでは女子とアイスダンスの勝者が決まります。


著者:ロマン・フェイギン


もう女子もダンスも終わってしまいましたが…。

タラソワさん、アリエフくんの演技前には「ジーマ、出し切って。あなたは全部できる、ジーマ。」って言ってました。

がんばれアリエフくん。