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宇野昌磨:2017ワールドフリー「ブエノスアイレス午前零時 ロコへのバラード」解説訳(matchtv)

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↑こちらの動画で2017年のワールド男子フリーが見られるんですが、最終グループから映像が時々乱れてよくわからなくなってます💦

音だけちゃんと聞けるのをアップしておきます。

この間ISUでやってくれた動画のリンクも一応貼っておきます。

www.youtube.com

matchtvの方は03:48:12~。

ISUの方は3:58:35~。

解説はペアのクリモフさんとグリシンさんです。


演技前

[演技前]

グリシン:最強の座をめぐるとてもクールな世界選手権。現在トップ3にいるのは羽生結弦、ボーヤン・ジン、そしてパトリック・チャン、それぞれ日本、中国、カナダの代表ですが、メダルの獲得を決めているのは羽生だけです。なぜならこの後登場するのは、ショートプログラムの結果で2位と1位の、宇野昌磨とハビエル・フェルナンデスですから。

19歳、あまり背は高くありませんが、極めて強いメンタルを持った若者です。宇野昌磨はアストラ・ピアソラの曲で滑ります。

[4Loところ]

クリモフ:4回転ループ。

[4Fのところ]

クリモフ:フリップ、4回転です。

(ここからしばらく無言タイム)

[4-2のところ]

クリモフ:また1つ4回転です。

 (またまた無言タイム)

演技後

[演技後]

グリシン:ヴォーカル曲を聴くや否や、この音楽作品に、Todo el Mundo Esta Loco - 世界中が狂気した。この小さな日本人の演技の後、ほぼ同じ気持ちです。

彼はシーズン中に4回転ループを習得し、それをプログラムに入れるようになりました。四大陸選手権で初めて入れたのかどうかはわかりませんが、既にお手の物です。

驚きです!シーズン中に!シーズン初めはなかったのに今はあります。

最後のコンビネーション、3分半経って跳んだトリプルアクセル-オイラー-トリプルフリップはデザートですね。

[4Loリプレイのところ]

グリシン:いやいやすごい。 

[4Fリプレイのところ]

グリシン:しかし、おそらく細かい部分は完全にクリーンではありませんでしたが、これは…これは4回転フリップですからね(笑)

[3A-3Tリプレイあたり]

グリシン:もっと高い所とはどこなんでしょう?宇宙とか成層圏とか他にどんなものが考えられるんでしょうか?

クリモフ:私は正直言ってどうコメントしたらいいのか困っています。どんなコメントができるでしょう。

グリシン:この青年たちは何を見せてくれているんでしょう?

クリモフ:天才的、天才的です、もちろん。そして、私は今、途中3回転ルッツでちょっとしたミスがあったのを見たことを忘れてしまっていましたが、プログラムから受ける全体の印象は、もちろん、何かミスがあったことを思い出せないくらいのものです。

とても見事で、とても力のある演技です。点数もしかるべきものになるでしょう。

グリシン:昌磨はこの試合に樋口美穂子コーチと出ています。彼は四大陸選手権で銅メダルを獲得しました。数シーズン前、彼はジュニアの世界チャンピオンでした。

演技後

[↑ここのところ] 

グリシン:ハハ…この演技の後、誰にさよならを言いましょうか。

キスクラ

[点数出ました] 

グリシン:パトリックに言いましょう!羽生が踏み止まりました!羽生が踏み止まりました!しかし、ご想像下さい!214.5点を昌磨は獲得しました!そして合計点はほとんど320点の319.31点、羽生との差は2点ちょっとです。2人の日本人が表彰台、ボーヤンが昨シーズンと同様に3位に踏み止まっています。


4Lo復活して欲しい~!

クリモフさんが言っているように、ミスがあったことなんて忘れるくらい惹きこまれる演技ですよね!🥰

またこういう系のプロも見たいな~😊