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ミハイル・コリャダ:2018ワールドフリー「エルヴィス・プレスリーメドレー」解説訳(チャンネル1)

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下の方はフリー全体の動画です。全体の動画から、最終グループの6練とコリャダ君の演技前をちょっとおまけで訳してます。

解説はタラソワさんとグリシンさんです。


6練前

[0:46:43~]

グリシン:最強のグループです。ここにこれらのスケーターたちが

タラソワ:ミーシャ、頑張って、頑張ってね!簡単な事よ!集中するのよ!

グリシン:ミハイル・コリャダがどんな選手たちといるのかご覧ください。最強のウォーミングアップは、基本的にアジア系の選手たち、プラスロシア人です。

ちなみに、極めて面白く

タラソワ:どうしてあなたは「基本的に」と言ったの?

グリシン:なぜならアジア系の選手が4人いるから

タラソワ:でも、どんな違いがあるの?出身でどんな違いがあるの?彼らは達人よ。

グリシン:そう、そうですよ。

タラソワ:みんな私たちのフィギュアスケートを前進させています。

グリシン:とてもとても多くの4回転を見せてくれる選手たちですね。

タラソワ:男子スケートのアヴァンギャルド(前衛)です。

コリャダ君

グリシン:ミハイル・コリャダが世界選手権のリンクの真ん中にいます。ショートプログラムで100点を超えて2位です。

ヴィンス

グリシン:ついこの間までジュニアだったヴィンセント・ジョウ、既にシニアでも自分の一面を強く示しています。

ネイサン

グリシン:そして、ネイサン・チェン、オリンピックのフリーで勝利した選手です。

タラソワ:ショートはとことんまで失敗して17位でした。そしてフリーで勝ちました。

グリシン:しかし、これまでのところ表彰台に上ることはできていません。

まもなく、氷上にミハイル・コリャダが登場します。彼は既に世界選手権のフリープログラムの演技前のウォーミングアップを始めています。

短いCMが入りますが、チャンネルは変えずにチャンネル1をご覧ください。

 

[0:48:20~]

グリシン:精神状態、気質、そしてもちろん4回転ジャンプの戦いが始まっています。世界選手権の地球上最強の6人の中にミハイル・コリャダもいます。その上

タラソワ:チェンが4回転ルッツを跳びました。ミーシャはそれまでに最もクリーンな4回転ルッツを跳びました。

グリシン:そして、宇野昌磨はひどく足を痛めています。今、彼は非常に興味深くプログラムを構成しています。実質、右足を突くことができません。それにもかかわらず、プログラムに4回転フリップを入れようとしています。しかし、基本的にプログラムを主に左足を必要とするジャンプでいっぱいにしています。つまり、4回転トウループ、そして4回転ループ。とても興味深い、とても興味深いです。ループも右足なしで跳ぶのは極めて難しい。そして、彼はまだショートプログラムが始まる前のトレーニングで重傷を負ったため、ショートプログラムは失敗してしまい、現在彼は5位です。

ラケルニクさん

タラソワ:私たちのアレクサンドル・ラファイロヴィチが映されました。

グリシン:アレクサンドル・ラケルニクがこの大会に出席しています。もちろん観客席にいます。

(真ん中に映っているヤン・ダイケマさんじゃなくて左のロシアのおじさまの話をしています。)

グリシン:コリャダはウォーミングアップでトリプルルッツ-オイラー-トリプルサルコウを跳んでいます。ロシアチャンピオンはとても調子が良さそうに見えます。

 

[0:49:43~]

グリシン:このような強くて真剣な選手たち、基本的に若いスケーターたちです。ところで、私たちは新しい世界チャンピオンを迎えることを指摘する必要がありますね。誰が勝ったとしても、その選手にとってキャリアで最初の勝利になります。

6練中

タラソワ:彼は苦労しています。右足を使ってループを跳びたがり、足を押せず、そしてできません、回転できません。

グリシン:彼はフリップを跳ぶんでしょうか。申告しているようですが、私はこんな怪我でどうやって跳ぶのか想像できません。

タラソワ:申告はいくらでもできるでしょう?今から彼は

グリシン:はい、今から彼は組み直すでしょう。

それでは氷上に戻りましょう

タラソワ:トウループ、サルコウを彼は跳んでいます。トウループ、サルコウ。彼は勝ちたいのよ。


これのちょっと後の昌磨くんの演技の解説訳はこちらで。

宇野昌磨:2018ワールドフリー「トゥーランドット」解説訳(チャンネル1)


[1:15:19~]

昌磨くん

タラソワ:かわいい。今、宇野昌磨が映されています。

[コリャダ君登場]

グリシン:2度のロシアチャンピオン

タラソワ:私たちの!

グリシン:私たちの!

タラソワ:私たちの!(何回言うんでしょう🤭)

グリシン:オリンピック団体戦で銀メダルを獲得しています。ミハイル・コリャダ。フリープログラムが終わって2位、100点を取りました。いや、ショートプログラムが終わって、100点を取りました。

コリャダ君

タラソワ:ミーシャ、落ち着いて。ミーシャ、落ち着くのよ。おじけないで。

[4Lzのところ]

タラソワ:回り切って、うずくまりました。

[4Tのところ]

タラソワ:立ってミーシャ!立って!マラジェッツ(よくやったわ)!

[3A-2Tのところ]

タラソワ:立たなきゃ!

[ステップシークエンス]

タラソワ:とても優れたスケーティングスキルです。

[4T(こけちゃった)のところ]

タラソワ:立っって!

[イーグルやってるところあたり]

タラソワ:滑って!滑って!投げ出すのだけはだめよ!

[2Loのところ]

タラソワ:これは跳んだかいがないわね。

[演技終了後]

コリャダ君

グリシン:最後まで戦いました。

タラソワ:もちろん、戦いました。

グリシン:最後まで戦いました。

タラソワ:彼が戦ったこと、ルッツを入れたこと、落ち着いてルッツを回り切ったことが嬉しいです。彼はウォーミングアップで本当に素晴らしく、非常に美しいルッツを跳んだでしょう?それが私は残念です。私から良い言葉を聞くことは少ないでしょう。でも、全くこれは彼が演じることへのとても大きな一歩でもあります。なぜなら、ウォーミングアップでできるということは、既に来年プログラムで行う50%はできているということだから。なぜなら、彼はルッツを今年入れて跳び、そしてこんな風に転んでしまったけど、ウォーミングアップではできていて、それは非常に美しかったから。そして、もちろん、彼がクリーンに自分のプログラムを滑り切る時が待ちきれません。

グリシン:彼のプログラムはとても優れています。しかし

タラソワ:それから、彼はとても疲れました。最後は疲れているのがわかりました。

コリャダ君とコーチ

グリシン:コーチのヴァレンティーナ・チェボタリョーワと振付師のオリガ・クリュシュニチェンコは、彼の全キャリアを通してミハイルを温かくサポートしています。

[4Lzリプレイのところ]

グリシン:なんてルッツでしょう!私たちはこのようなジャンプを何回見たでしょうか。しかし、着氷する必要があります。残念ながら、うまくいくことが滅多にありません。それから4回転トウループも転倒しました。

タラソワ:アクセル、トウループは、もちろん、3、3がよかった。

グリシン:いや、アクセルは2本トリプルを跳んで素晴らしかったですよ。それから3本目のアクセルがダブルで、ループが回っていればよかった。

タラソワ:私はコンビネーションのことを言ってるんです。

グリシン:ああ、コンビネーションはそうですね。

タラソワ:コンビネーションは3-3がよかった。

グリシン:そうですね、3-2になりました。

グリシン:ですが、これは世界選手権のメダル獲得のための戦いです。初出場の時ミハイルは4位でした。

タラソワ:彼は才能があるので、私たちは彼が滑り切ったなら、彼に幸せが訪れると思ってしまいます。彼にも、そして、私たちにも。

グリシン:もちろん、訪れます。たぶん、今日訪れることだってあるでしょう。

[得点出ました]

キスクラ

グリシン:172点、フリーで3位、合計で…合計で…彼は…2位です。昌磨に続いて2位です。彼は現在2位です。

タラソワ:昌磨が1位

グリシン:昌磨が1位です。272点、1.5点差、ちょっとだけ足りません。ループの回転分かそれ自体か。ああ、残念。それかコンビネーションの3-3か。ああ、残念。ミハイル・コリャダは2位です。しかしプラスな事を探しましょう。そしてプラスな事は、来年、ロシア代表は世界選手権に少なくとも3人の選手を出せるということになるでしょう。そして、ミハイル・コリャダはメダルへの戦いを続けます。このあと2人の選手が出場します。彼は今のところ2位です。


あんまりよく聞き取れていないところもあるので間違っていたら教えてください!

厳しい発言の方が記事になりやすいので、ロシア解説はロシア選手に厳しいのかと思われがちですが、試合の解説では当然と言えば当然ですけど、ロシアの選手は毎回いつも一番応援されています。他国選手の時とはちょっとテンションが違って身内を応援している感じ。

メダルが決まって大喜びの御様子は、たぶんそのうち訳すネイサンのときに!