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プルシェンコの昔のライバルが復帰し再びメダルを獲得している

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プルシェンコの昔のライバルが復帰し再びメダルを獲得している

髙橋大輔は長い休みの後、氷上に出て既に日本のグランプリシリーズで表彰台に上った

 

34歳のスケーター、髙橋大輔は、大阪で終了した日本のグランプリシリーズでメインスターになりました。かつてエフゲニー・プルシェンコ、ジョニー・ウィアー、そしてステファン・ランビエールと戦った選手が長い休みの後現役に復帰しました。シングルスケートだけではなくアイスダンスでも。そして、彼は表彰台になんとか上ることができました。"MK-Sport"が詳細をお話しします。

2010年、髙橋大輔は世界チャンピオンになった最初の日本人男子シングルスケーターになりました。同時に、彼はバンクーバーオリンピックで、男子シングルのオリンピックメダルを獲得した最初の日本人になりました。

彼は、エフゲニー・プルシェンコ、ジョニー・ウィアー、ステファン・ランビエール、ブライアン・ジュベールと戦い、大成功していました:オリンピックだけは銅メダルにとどまりましたが、様々な年で、いつも全ての世界の重要な試合で勝っていました。ソチオリンピックの後、次のオリンピックまでの2、3年、羽生結弦、パトリック・チャン、ハビエル・フェルナンデスが表彰台を占領することが明らかになった時、大輔は引退を発表し、全ての人たちから尊敬される専門家、そしてコメンテーターになりました。

しかし、長い間彼は満たされていませんでした。4年後、髙橋は復帰を発表しました。まず、日本の小さな地方大会で優勝しました。髙橋は適切なリズムに戻り、全日本選手権への出場権を獲得しました。そこで、全ての人が予想していなかった2位になりました。大輔は世界選手権と四大陸選手権の出場権を得ましたが、彼は最も大きな試合へ向けての準備は出来ていないと言い、代表になるのを拒否しました。シングルスケーターとしての最後の試合で、髙橋は12位になり、その後アイスダンスに移ることにしました。

彼のパートナーになったのは村元哉中でした。彼らのカップルとしての公式大会へのデビューは、11月28日に終了した大阪のグランプリシリーズ日本大会でした。リズムダンスでは、村元・髙橋組は2位でしたが、2日間の結果で総合3位になりました。このカップルのキャリア最初の試合としては、このような結果は確実に成功です。

≪フリーダンスではミスをしてしまいましたが、それ以外は順調にスタートしました≫

と、演技後、ツイズルで氷に触れてミスをしてしまった髙橋は話しました。

村元も結果に満足しているように見えました:

≪練習でもしたことがないミスがありました。やはりとても緊張していました。でも、私たちは大丈夫です≫

と、彼女は言いました。

≪ツイズルについて心配し過ぎました。そのことを考えすぎてミスしてしまいました≫

と、髙橋は説明しました。

≪でも、今僕がたくさん練習すれば、僕たちは2022年の北京冬季オリンピックへ行けると確信しています≫。

もしそうなれば、彼のキャリアで4度目の冬季オリンピックになります。そして、シングルスケートのオリンピックメダリストがアイスダンスでもメダルを獲得したという例は、(とにかく最も新しい)歴史にも全くありません。

しかし、村元、髙橋と仕事をしている有名なマリナ・ズエワコーチによれば、このカップルにはチャンスがあるということです:

≪彼らは全日本選手権で勝ち、もし開催されれば世界選手権に出場する資格を得る力があります。メダルについて話すのはまだ早いですが、ポテンシャルは既に見えています≫

と、NBCはズエワの言葉を引用しています。


内容についてはロシアの記事なのでちょっと違う所があるかと思いますが、見かけたので訳してみました。

リフトはちょっとドキドキしましたが、デビュー戦でここまでできたのはすごいですね😊

読んでいて少し気になりましたが、NHK杯のアイスダンス出場が3組だということはあちらには伝わっているのかな…?