アベルブフはチャンネルワントロフィーのプログラムにジャンプなしの演技を加えることを提案した
2021年2月13日
有名なプロデューサーでオリンピックメダリスト、世界チャンピオンであるイリヤ・アベルブフは、≪Sport Express≫のインタビューで、ジャンプ大会のようにスケーターたちのためにどんな新しいコンテストがチャンネルワントロフィーで開催できるかを話しました。
史上初のチーム戦チャンネルワントロフィーが先週末モスクワで開催されたことに注目しましょう。
≪例えば、特別なプログラムの試合を見ることができたら面白いでしょう。ジャンプなしのシングル選手のための特別な芸術プログラムとか。以前既にこういう試合は何度か開催されており、私はこのアイデアの復活をとても期待しています。≫
と、アベルブフは言いました。
アベルブフによると、特別なプログラムはショーと試合の境界にあるフィギュアスケートの特別な形式で、主に重点を置くのは創造性と芸術性です。
≪芸術性、スケーティングスキル、創造性、スピン、音楽感覚だけで決まるプログラムが見たいです。ジャンプは可能ですが、古典的なルッツやサルコウではなく、新しい自作のジャンプを考え出す必要があります。≫
と、アベルブフは続けています。
≪まさに、かつて今日存在する全てのジャンプ、名前が付いた特別なジャンプが考え出されたように。これらの試合は創造性ある選手たちに自己の真価を発揮する機会を与えることでしょう。
ジャンプが得意な人たちはジャンプ大会で自分の才能を見せることができますから。そして、≪スケート職人≫たちのための試合が行われる。こういう人たちは驚くほど美しく滑り、スピンしますが、極めて難しいジャンプを跳ぶことができず、そのためあまり大きな成功を収めていません。このようなフェスティバルは、独占的なクリエイティブな要素を持つとても創造的な捌け口になることでしょう。ちなみに、普通のプログラムでは禁止されているバックフリップといったウルトラCもできます。私たちはそれらを普通エキシビションで見ていますが、ショートーナメントの形式の中でもそういう演技を見ることができたら面白いでしょう。そしてこれは私たちのスポーツを前進させます。≫
(ルスタム・イマモフ)
点数をつけるとなると色々問題が起こりそうですが、私は見てみたいですね。
ジャンプでどきどきすることなく鑑賞してみたいです。
これなら引退した選手も出られそうな人多いのでは…?