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宇野昌磨:2021ワールドフリー「Dancing On My Own」解説訳(チャンネル1)

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解説はヤグディン&グリシンさんです。


[演技前]

グリシン:表彰台に2度上っている宇野昌磨です。しかし、当時の世界最強スケーターの3人にはミハイル・コリャダもいました。もちろん、私たちは全てのスケーターの成功を祈っていますが、私たち(ロシア)のスケーターを応援しましょう。

昌磨くん

[演技後]

ヤグディン:ブラボー!ブラボー、宇野昌磨!そして、正直に言うと、人間らしく私の愛情は今、もちろん、この日出ずる国の素晴らしい選手に向けられています。私は彼がどうやってこれをやり遂げたのかわかりません。本当に。ショートプログラムの後、彼がクリーンな4回転フリップを跳んだのを一度も見なかったことについてちょっと頭に思い浮かべてから既に2日、それに、クリーンに跳べていなかっただけではなく、クリーンに近いものさえ全くありませんでした。

今、私たちはオリンピック銀メダリストのスイス人、ステファン・ランビエールが自分の生徒を抱きしめているのを見ています。それはそうでしょう。本当のところ私たちみんなが、ここ解説席からでさえ彼を抱きしめる準備ができています。

正直言って私はわかりません。一番クリーンでした。今、フリープログラムではこれは2番目の要素です。冒頭のあまり上手くいかなかった4回転サルコウの後、再び、クリーンな、4回転フリップ。わかりません。これは単純に適切なタイミングに適切に行えると言えます。

しかし、プログラムに関しては、宇野昌磨が本当に芸術的で才能豊かな選手の一人であることを私たちは知っています。そして、彼は本当にとても多才な選手です。そして今、彼はもちろんクラシック作品により傾倒しています。本当にブラボー(パチパチ)!もし聞こえたなら、私がこのあまり背が高くない選手に拍手した音です。こんな風に集中し、適切なタイミングに実際に自分の最大限を出すことはとても価値あることです。

グリシン:このスケーターから出てくるエネルギーは観客を魅了し、また言いますが、観客席にはほとんど人がおらず、居るのはチームのメンバー、代表メンバー、そしてボランティアだけですが、彼らみんなが宇野昌磨に拍手を送っています。なぜなら、彼は本当に会場を虜にし、自分自身のエネルギーで会場を放しませんし、この傑出した選手を十分に評価する以外に何も残っていないのですから。これがスポーツです!リンクに出て、上手くいかないことに挑戦する。アーニャ・シェルバコワのように。

ヤグディン:ところで、大会のルールでハグは禁止されていますが、世界選手権はもう終わろうとしていますし、もちろん、このステファン・ランビエールと宇野昌磨のハグもとても価値があるものです。

きっと高くて良い点数が出るでしょう…

グリシン:もちろんです。何の疑問もありません。宇野昌磨はフリープログラムでほぼ185点を獲得しています。合計点で彼はメダルを狙える位置に付けています。昌磨の点数は277.5点、世界選手権の結果次第で、彼が表彰台争いに残ることは十分にありえます。


すてきなフリーでした!😊