ショートはヤグとグリシンさんの解説です。
[演技前]
グリシン:一番背が高いわけではないにもかかわらず、エネルギーに満ち溢れているスケーターであり、2018年オリンピック銀メダリスト、数度の世界選手権メダリスト、四大陸選手権1~5位の勲章を揃えている選手、宇野昌磨が氷に出ます。
もちろん彼は地元の観客のサポートとホームの大会での良い結果を期待しています。
[演技後]
ヤグディン:これこそ宇野昌磨が演じるもう一つの雄大なスケールの振り付けです。「ねえ、彼は囁くように滑った」と、タチアナ・アナトリエヴナが好んで言うような。(タラソワさんは曲の全ての音を理解して演じているという意味で時々こういう褒め方をします。)
実際、息を殺して全ての動きを見守り、彼の視線の全てを追ってしまいます。彼は氷上の本物のアーティストです。
技術面でも彼はトップ選手たちに遅れをとっていません。プログラムの一番最初に4回転フリップを見せ、それから4回転トウループのコンビネーション。しかし、2回転しか付けられませんでしたから、きっとこれがこの演技で彼の唯一のミスでしょう。
現在、彼は数度の世界チャンピオンで、オリンピックメダリストのステファン・ランビエールのもとでトレーニングしていますが、まさに彼らは創り出し続けるために結びついた2人のメガアーティストです。
グリシン:私は彼は技術面で遅れをとっていないだけではなく、もし今昌磨に全く削られる点がなければ、彼はヴィンセント・ジョウを上回ってさえいると思います。そしてまさにそれによって、今筋書きが揺らぎ、新たな力で捻じれています。なぜならアメリカ人と日本人のどちらのスケーターも勝利するまで戦うからです。
昌磨は今シーズン既にグランプリシリーズ大会の一つに出場する機会を得ています。実際、ヴィンセント・ジョウも出場した大会でまさに宇野昌磨は…
ヤグディン:2位でした。
グリシン:そうそう、ラスベガスで。
ヤグディン:彼はフリープログラムで負けヴィンセントに次ぐ2位でした。ショートプログラム後もヴィンセントの下で、フリープログラムではネイサン・チェンの下でしたが、合計で、文字通り1点より下かちょっと上だと思いますが、ネイサン・チェンと宇野昌磨を区別するだけの点数が出て、昌磨は2位でした。そして、フリープログラムの演技が成功すれば、もちろん彼にはグランプリファイナル進出のとても大きなチャンスがあります。
グリシン:そう思います。今、昌磨にはとても大きなチャンスがあります。もし今回アメリカ大会の昌磨とヴィンセント・ジョウの順位が入れ替わったら、2人共ファイナルに進出します。しかし、いずれにせよ私たちは彼の演技を本当に楽しんでいます。
ヤグディン:彼が自分の仕事の本当のプロフェッショナルで、満足していないのがわかりますね。私たちはここでステファンと一緒に拍手しています。なぜなら彼は本当に唯一無二の選手で、ショートプログラムをとても上手く滑りましたから。しかし、昌磨自身はこの先にオリンピックがあること、そしてコンビネーションが4-3ではなく4-2だと、まあ、状況によっては妨げになるかもしれないことを理解しています。
グリシン:影響を与える可能性はあります、もちろん。
ヤグディン:もちろんそうです。メダルにね。
グリシン:つまり、大雑把に言うと3点ですが、プラスマイナスの評価で4点…
ヤグディン:ワオ!
グリシン:彼の結果は102.5点。4-2でしたがそれでも1位です。しかも、3位と大きく差をつけ、ヴィンセント・ジョウと比べても昌磨が3点上です。
昌磨くんおめでとう~!✨
NHK杯は現地で応援できてよかったです😊
ファイナルと全日本も行けたら良いな~。フリーの訳もそのうちUPします!