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コリャダはソチのグランプリシリーズ大会の後、プログラムを≪ホワイト・クロウ≫に戻した

matchtv.ru


コリャダはソチのグランプリシリーズ大会の後、プログラムを≪ホワイト・クロウ≫に戻した

アナスタシア・パーニナ

12月9日

 

ミハイル・コリャダはソチのグランプリシリーズ大会から帰ってすぐに、プログラムを昨年の(映画≪ヌレエフ≫の曲の)≪ホワイト・クロウ≫に戻しました。このことについて、彼のコーチであるアレクセイ・ミーシンが≪Match TV≫に伝えました。

- 私たちがフリープログラムの≪シンドラーのリスト≫の練習に着手した時、私にはこのプログラムが≪ホワイト・クロウ≫より良くなるという絶対的な自信があったわけではありません。そして、(≪ホワイト・クロウ≫に)戻すかもしれないと思っていました。しかし、私は私たちが8月から休みなく≪ホワイト・クロウ≫を滑り続けていたら、このプログラムがやがて素晴らしい白いカラス(ホワイト・クロウ)からボロボロで退屈なカラスに変わっていただろうということをよく理解していました。言うまでもなく、新しいプログラムが必要でした。

≪シンドラー≫は既にフィギュアスケートの歴史にあります。しかしこの曲はやはり偉大です。新しい振り付けの層、新しい移動キャンバス、新しい気持ちや感情をアスリートに与えるチャンスを使う必要がありました。

私がシーズン当初に示した≪シンドラーのリスト≫への妥協しない態度は、当たり前の正しい措置です。このおかげでミーシャとグループ全体がわき目も振らずに練習できたのです。≪シンドラーのリスト≫のプログラムは紛れもなく価値のあるものだったと満足して言うことができます。≪ホワイト・クロウ≫に戻す可能性について、私は多くの信頼できるジャーナリストたちと議論していて、彼らはそのことを知っていますし、連盟の幹部も知っていたということもお話ししておきたいです。

と、ミーシンは言いました。

コリャダは今シーズン、トリノとソチのグランプリシリーズ大会で銀メダリストになり、ロシア男子で唯一グランプリファイナルに進出しました。ファイナルはコロナウイルスの変異株≪オミクロン≫の流行と、新しい検疫制限の導入のため、日本の主催者の決定で中止されました。