解説は、ヤグ、メドベちゃん、グリシンさん。
[演技前]
グリシン:残る問題は1つだけです。いったい誰がオリンピックチャンピオンになるのか。ネイサン・チェンは、誰も疑うことのない絶対的に最強な存在として、彼のキャリアにある小さなゲシュタルトを閉じることができるのでしょうか。しかし、絶対的に最強である存在と、オリンピックで勝つ存在はいつも一致するわけではありません。2人の日本人、宇野昌磨と鍵山優真は確かに対抗できるでしょう。ショートプログラムで100点を超えたのは3人だけです。ショートの結果3位にいるのはほぼ106点を獲得した宇野昌磨です。
[演技後]
メドベージェワ:何が起こったのか、想像を絶しています!今、オリンピックアリーナはなんて雰囲気なんでしょう。こういうことは長い間ありませんでした。フリープログラム、そしてもうすぐ、後2人の演技後、私たちは誰がオリンピックで勝つのか、誰が表彰台に立つのかわかります。
ヤグディン:一番驚くべきなのは、彼らが滑っているのに、私たちはここで既に長い間立っていて疲れていることです。
メドベージェワ:そう、それは本当です。
ヤグディン:まあ、自分たちの解説席にじっと座っているのは不可能です。何がこのオリンピックの氷上で起こっているのか、その出来事をライブでコメントする機会があるんですから。
ステファン・ランビエールが「Are you OK?」、「大丈夫?」と尋ねています。もちろん、回転不足、ミスがあったのは明らかですが、これはオリンピックで、ジェーニャが言ったように、後2人の演技後、私たちは新しいオリンピックチャンピオンの名前を知ることになります。しかし、この勇気、これを捕えなければなりません。このアドレナリンを自分から遠ざけなければなりません。そしてただ出て行かなければなりません。そして、私は偶然の勝利やオリンピックメダリストというものは生まれないように思います。彼らは絶対的にふさわしい。彼らはリーダーです。彼らは男子シングルスケートのエリートです。
グリシン:やはり彼はなんて力強いんでしょうか。クールという言葉は必要ありません。昌磨をただクールと言うのは不可能です。彼はあんなものすごいファンタスティックなジャンプ構成に挑みました。クリーンな、本当にクリーンな4回転ループで始まりました。その後、サルコウは全て上手くはいきませんでした。彼は自分の十八番で成功率の高いフリップを跳びましたが、今回は上手くいきませんでした。
ヤグディン:ところで、4分の1回転不足の2つ目のエレメンツの後、これは4回転サルコウですが、私はすぐにウィンストン・チャーチルのフレーズを思い出しました。「成功はまだピリオドではなく、失敗はまだ終わりではない。たった一つ意味を持っているのは、戦いを続ける勇気だ。」(和訳では「成功があがりでもなければ、失敗が終わりでもない。肝心なのは、続ける勇気である。」という感じみたいですね。)そして、実を言えば、今、オリンピックのリンクに立つ名誉を既に持っている多くの選手たちがそれを持っています。私たちはその戦いを見て、起こっていること全部を楽しんでします。
グリシン:本当に楽しんでいます。あそこに全ての力、全てのエネルギーを残し、実際、みんな、ジェーニャとリョーシャが言っているみたいに、私たちは選手たちに負けないくらい疲れています。なぜなら私たちは跳びはねたり…
メドベージェワ:私はオリンピックに出場した時とほとんど同じくらい震えていますよ。
グリシン:そうなの?(笑)
メドベージェワ:リンクから出て、この震え、これが心の中にあるんです。
グリシン:はい。さてどうでしょう。
ステファン・ランビエールはオリンピックメダリストのコーチになるのでしょうか。
ヤグディン:オリンピックメダリストの。でも誰がわかります?チャンピオンかもしれないですよ。
グリシン:チャンピオンかもしれない。
ヤグディン:私はやはり昌磨が1位になると思います。
[点数が出たところ]
グリシン:ダー!ダーダーダー!彼が1位です!彼は明らかに10点羽生結弦の上です。そして、確かに、100%、宇野昌磨は2018年と2022年の2度のオリンピックメダリストになることが既にわかりました。
ヤグディン:前は2位でしたが、今回は何色になるのか。
グリシン:今のところ1位です。
3人が解説している様子を映した動画があったら見てみたいですね。
ソチの時は解説中のタラソワさん映してた動画があったけど今回はないのかな…?
この後の優真くんとネイサンの解説も楽しそうだったのでそのうち元気があれば訳したいです。でも今月は仕事が忙しいので忘れた頃にUPするかもしれません🤭💦