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トゥクタミシェワ、羽生について:彼は歴史を作れなかったが試みは一番良かった

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トゥクタミシェワ、羽生について:彼は歴史を作れなかったが試みは一番良かった

エレーナ・チストワ

2022年2月11日

 

2021年の女子シングルスケートの世界選手権銀メダリスト、エリザベータ・トゥクタミシェワは、男子シングルスケートのオリンピックの試合を総括しました。

金メダルはアメリカのネイサン・チェンが初めて獲得し、日本の鍵山優真と宇野昌磨がメダリストになりました。彼らの同国人で2度のオリンピックチャンピオン、羽生結弦は、フリープログラムで4回転アクセルにトライし、4位でした。

≪ネイサン・チェンは自分の最初のオリンピックに勝ちました。そのことで彼にお祝いを言いたいです。みんなこれが彼のオリンピックになることを待っていて、彼はそれを証明したと思います。

どうして羽生は行ったのでしょう?彼は去年の世界選手権で3位でした。つまり彼は数年続けて負けていたネイサンだけではなく、2位の日本人、鍵山優真にも負けました。そして、もし自分の最大限の演技をしたとしても、おそらく彼はオリンピックチャンピオンにはならないだろうということを、このオリンピックで彼は理解したと私は思います。フィギュアスケートは前進したからです。優真は4回転4本、ネイサンは5本です。つまり、彼は既にそういうフィギュアスケートのショーマンなのです。

彼が氷に出ると、彼が観客から元気をもらっていて、観客は彼に元気を与えているのがわかります。彼は観客と相互に作用するとてもエネルギッシュな選手ですから。それで彼はあんなリスクを冒すことにしました。羽生結弦はフィギュアスケートでとても多くのことを達成した偉大な選手です。そして彼はそれができるかもしれません。彼はリスクを冒しました。なぜなら基本的に彼には失うものが何もなかったからです。特に4回転サルコウが思いがけず抜けてしまい、同時に最終グループでさえなく最終前のグループで演技することになったショートプログラムの後は。これは歴史を作る良いチャンスでした。彼は歴史を作ることはできませんでしたが、私が見た彼の試みの中では一番良かったです。私にとってこの人は既に歴史を作り始めています。なぜなら彼は4回転アクセルを跳び、それは既にプロトコルに載っています。二つの≪<≫でさえなく、一つです。私も一つの≪<≫を付けたでしょう。なぜならこのアクセルはちゃんと以前に行っていたものより良かったからです。≫

と、トゥクタミシェワは≪コメント・ショー≫のポッドキャストで言いました。