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ヤグディンは、スケーターのチェンが漫画のスーパーヒーローの中に加えられる時が来たと考えている

tass.ru


2022年北京オリンピック 2月8日

ヤグディンは、スケーターのチェンが漫画のスーパーヒーローの中に加えられる時が来たと考えている

アメリカ人は北京オリンピックのショートプログラムの後、世界記録で首位に立っている

 

北京、2月8日。/TASS/。オリンピックチャンピオンのアレクセイ・ヤグディンは、アメリカのスケーター、ネイサン・チェンのイメージをスーパーヒーローの漫画で使う時が来たと考えています。このような意見を、北京オリンピック男子個人戦のショートプログラムの後、ヤグディンはTASSに話しました。

オリンピックのショートプログラムの後、チェンは世界記録の113.97点で首位に立っています。これまでの世界記録は、2020年の四大陸選手権で日本人の羽生結弦がマークしていました(111.82点)。北京でのショートプログラムの2位は、日本人の鍵山優真(108.12)、3位は彼の同国人である宇野昌磨(105.90)でした。羽生は95.15点で8位です。

"私をひどく驚かせた人が、単純に(ショートプログラムで)深い印象を与えてくれました。それはネイサン・チェンと鍵山優真です。宇野昌磨は4回転トウループ - 3回転トウループで手が触れましたが、4回転フリップを跳び素晴らしかった。しかし魅惑的な魔法のようなものはありませんでした。チェンは正直言ってスーパーマンみたいです。彼に漫画で何かの役を一つ与えるべきです。選手たちが力を振り絞っているのはわかるものです。それは要素を行うための努力です。しかしチェンは…。彼にとっては、あっさりサルコウ - トウループを跳ぶのではなく、フリップと演技後半に4回転ルッツ - 3回転トウループを跳ぶということが、朝、髪をとかすみたいな感覚に思えます。

ちなみに、6分間練習の時、そういった超人的な軽やかさが羽生結弦に見られました。私たちはみんな生きている人間です。彼は今までに最も理想的なイメージで4回転サルコウを800回は跳んだでしょう。同じように4回転トウループ - 3回転トウループも。たぶん滑った跡にはまり込んで4回転サルコウが抜けたのでしょう。4回転トウループ - 3回転トウループを跳ぶようなレベルでさえ、1つの要素でミスすると、羽生結弦のような際立った実力を持つ人でも最終前のグループになってしまいます。"

と、ヤグディンは指摘しました。

"これは男子シングルスケートのレベルがどれほど高いかを示しています。私はアメリカ人たちと日本人たちが表彰台を争うだろうという話をしました。"

と、ヤグディンは強調しました。

男子のフリープログラムは2月10日に行われます。