ただのフィギュアスケートファンのロシア語翻訳

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ザギちゃんのトレーニングレッスン時のMatch TVインタビュー

ザギちゃんのインタビューを訳します。

matchtv.ru

ザギちゃん


モスクワ川の上でプランクトレーニング。ザギトワはファンのために独自のトレーニングレッスンを行い、≪Match TV≫の独占インタビューに答えた

アナスタシア・パーニナ

開始前の緊張、普通の生活を送る可能性、そしてスポーツでの今の主要な目標について。

 

オリンピックチャンピオンであり、世界選手権、ヨーロッパ選手権のチャンピオンの指導でスポーツをする機会など滅多にありません。水曜日、全てのチャンピオンであり、PUMAのブランドアンバサダーであるアリーナ・ザギトワは、アンドレエフスキー橋でモバイルアプリ、PUMATRACのための独自のトレーニングレッスンを行いました。

トレーニング開始前にアリーナは≪Match TV≫特派員の独占インタビューに答えてくれました。

≪アドレナリンはとても良いもの≫

- あなたは今、ひどく忙しいスケジュールで、とても多忙ですが、どうやって全てこなしているんですか?

- 多忙なのは素晴らしいことです。これは常にどこかへ急いで行く必要があることを意味していて、動くことは、ご存知の通り、生きるということです。だから私は全部こなせるように頑張っています。周りにはいつも支えてくれ、タイミングよくこなすことを助けてくれる人たちがいます。彼らのおかげで私は自分の計画を把握し、スケジュール通りに進めることができています。

- あなたはあらゆる試練を乗り越えましたね。そういった試合での経験のせいで氷上に出る前に恐怖を感じることはありますか?

- それはむしろ恐怖ではなく緊張です。どれだけ長い間スケートをやっているかに関わらず、スケーターみんなが緊張はします。開始前の緊張感は他のスポーツでも公平にあります。ボクシングでもホッケーでも。それはなくてはならないもので、アドレナリンも出るし、とても良いものです。

ところで、私はショーの前にも緊張するということを言わせてください。観客の皆さんに満足してもらい、良い気分でリンクから帰ってもらわないといけませんから。これは私にとってとても大事なことです。

- 緊張にはどう対処しますか?

- それぞれの人に自分の対処法があると思います。私にもある儀式と言えるようなものがあります。

- あなたにはみんなの注目が向けられていますね。大変ですか?普通に生活する機会は残っていますか?例えば、誰にも気付かれずにお店や映画に行ったりできますか?

- そういう機会はありますよ。ロシアでは何か特別ファンが騒ぐことがあるとは思いません。日本ではずっとすごいです。

- 犬は飼い主に性格が似ると言われていますね。あなたとマサルはその通りですか?

- 私は猫も飼っていて、その猫はとても穏やかな性格です。そういう所は私にもあります。でも、マサルはたぶんより明るくて落ち着きがないです。マサルは言うことを聞かないことがあるわけではなく、ただ、する必要があるかないか、いつも自分の意見を持っているんです。結果として、どちらにしてもマサルは私の言うことを聞いてくれます。きっと何か間違っていたことは分かるんでしょう。この点で私とマサルは似ています。

- あなたはいつもスタイリッシュでイベントに自然にマッチしていますね。服装は自分で選んでいるんですか?

- ありがとうございます。そう言ってもらえて嬉しいです。普段はチームワークの結果です。時々、エテリ先生に聞くこともあって、先生は服装について良いアドバイスをしてくれます。

- あなたはフィギュアスケートの主要大会の金メダルを全て獲得しました。スポーツでは今はどんなことを最大の目標としていますか?

- ただ氷上に出て自分のスケートでみんなを喜ばせることが目標です。

 

アリーナ・ザギトワはどんな風にファンたちのトレーニングをしたのか

イベント開催のため、アンドレエフスキー橋のガラス張りの天井の下に、実際に、受付、ロッカールーム、グループトレーニングホールを備えたフィットネスクラブが作られました。

TimePadを通してのザギトワとのトレーニングへの登録は、アナウンスがあった後10分以内の間できました。これは希望者たちが利用できる150の場所をいっぱいにするのにかかった時間です。

参加者の大多数は16歳~25歳の女性です。より年齢を重ねた女性や男性、子供たちもいました。

アリーナはにスモークに巻かれてステージに現れ、すぐにホールを自分の手でコントロールし始めました。

彼女は明らかに自由で束縛されていないと感じているようで、生き生きとしていました。彼女はただ実演して見せるだけではなく、定期的なスポーツレッスンが身体に与える影響についての細かく正確なテクニックの説明をしました。例えば、サイドプランクは難しいですが、その代わりに持久力が向上するといったことや、ジャンピングランジで重要なのは力強く跳び出すことで、そうしないと、太ももの背面と前面を本当に揺り動かすことはできないといったことです。

レッスンの間、アリーナは度々、身体への水分補給の重要性を強調して言っていました。

一連のレッスンは、有効なトレーニングの原則通り、ストレッチで終了しました。

- ≪筋肉が酸化しないようにストレッチはトレーニングの後には必ずやってください。いつも抜群の気分でいられるように、あなたたちが毎日トレーニングしてくれたら嬉しいです。≫と、アリーナは言っていました。


久しぶりに丁寧な聞き方の質問ですね。

気のせいか最近いろんなところからトレーニングしろと言われているような気がする…🤭