ザギトワは代表チームに戻るが、ミーシン教授は≪ユビレイニー≫に入れない
6月1日からロシアの選手たちはモスクワとモスクワ近郊の拠点でトレーニングすることが許可された
セルゲイ・キリロフ
まだ先週真っ先に、エテリ・トゥトベリーゼグループのスケーターたちが、ノヴォゴルスクにあるオリンピック拠点に到着し始めました。
≪みなさんこんにちは。もう今週の金曜日にアンナ・シェルバコワと一緒にトレーニングします。≫
と、ヨーロッパチャンピオンのアリョーナ・コストルナヤは喜んでいました。
エテリ・ゲオルギエヴナ自身も、フィギュアスケート連盟が伝えたように、最近、娘のダイアナ・デイビスが住んでいるアメリカからモスクワに戻っています。しかし、海外から帰国した者は全て14日間隔離される必要があるため、コーチは遅れて生徒たちに合流します。
そして今日、6月1日、アリーナ・ザギトワもイジェフスクからモスクワに到着しました。彼女は6月2日にはもう代表チームに加わります。彼女は12月から休養を取っていましたが、全ての事から判断すると、現在スケーターとしてのキャリアを続けているようです。ザギトワがオリンピックチャンピオンであるだけではなく、現在の世界チャンピオンでもあることは興味深い事です。何しろ彼女は去年の世界選手権に勝ち、今回の日本の（←× 「カナダの」ですね）世界選手権はパンデミックのため中止になったのですから。
アリーナが要領よく自分の故郷で休養したということは注目に値します。怪我を少し回復させ、心理的に休んだだけでなく、車の運転免許を取りました。昨年の春、アリーナ自身が、彼女がシートベルトをせずに運転している動画を公開した時のスキャンダルを覚えていらっしゃいますか？当時彼女はまだ17歳にもなっていませんでしたから。でももう彼女は5月18日に18歳になりました。
≪やったー！！！運転免許を取ったわよ。私に道路交通法と運転を教えてくれて、全ての先生と学校に感謝しています！とても緊張しましたが、対応できました。トレーニングの間にオンラインでルールを学ぶことができて良かった…≫
と、ザギトワはSNSに書きました。彼女は今、2022年に新しいオリンピックカーを手に入れるために、急いで4回転を覚える必要があります。
ちなみに
モスクワのスケーターたちがトレーニングを再開した頃、サンクトペテルブルクではまだリンクは閉鎖されています。私たちは、エリザベータ・トゥクタミシェワと、才能ある選手たちの一団も育てたアレクセイ・ミーシン教授に電話をしました。
- アレクセイ・ニコラエヴィチ、モスクワでは今日から専門的な選手たちのトレーニングが許可されました。あなたやあなたのグループはどうですか？いつトレーニングを始められそうですか？
- 私たちはまだ何も聞いていません。
- まだトレーニングはされていないということですか？
- 私たちは許可について聞いていません。
- 今のところ他の都市で合宿を行われるつもりはないんでしょうか？
- わかりません。状況がはっきりしていません。私はこれ以上あなたに何も適切なことは言えません。役所や知事の決定についてはコメントしたくありません…。
- あなたの生徒さんたちはどのようにコンディションを維持していらっしゃいますか？
- 状況がはっきりしません。どこで滑るのかわかりませんし、いつ許可されるのかもわかりません。私は今後の予定を知るために≪ユビレイニー≫に入ることさえできません。中には入れません。全ての許可証の磁力が失くされていますから…。
ミーシン先生が安全に早くリンクに戻れますように！
