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宇野昌磨:2018ワールドEX「See You Again」解説訳(チャンネル1)

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昌磨くんは1:13:19あたりからです。


(最初は前のザギちゃんの演技の解説の最後です。)

グリシン:私たちは彼女を愛しています。そして、アリーナには現役の長いキャリアが待っていると確信しています。(そうだといいな~)

タラソワ:私たちは彼女を愛しています。私たちロシアの選手を愛しているし、応援しています。そして、このマリシャーチナも愛しています。

彼は今からとにかくぼろぼろの足で演技します。

グリシン:宇野昌磨はここミラノで、ショートプログラムの前にとてもひどいケガをしましたが、それにもかかわらず、氷に出て、ネイサン・チェンとの真剣な戦いで、文字通り銀メダルをかじり開けました。(←とても獲るのが大変だった時に使うようです)

タラソワ:自分の痛みとの真剣な戦いでした。彼はウォームアップで足に体重をかけることができませんでした。

グリシン:彼は右足に体重をかけることができませんでした。専門家でさえ、彼がどんな数、構成でフリープログラムのジャンプを跳ぶのかを推測していましたが、昌磨は最大限跳びました。好青年です。

[サルコウ跳んだ後のここらへん]

昌磨くん

タラソワ:エネルギー、エネルギー!全ての動きが最大限です!

[3Lo跳んだ後]

昌磨くん

タラソワ:こういう選手たちが大好きです。

昌磨くん

タラソワ:選手は耐えることができなければなりません。それはその選手の意志を鍛えます。

そして、スポーツにケガをしないという考えはありません。それが現実です。

グリシン:それは残念ながらその通りです。全てのスポーツの特質です。ずっとケガをしない選手に会うのは事実上不可能です。現役選手は厳しい負荷の練習をしており、常にケガと隣り合わせで、痛みに耐える生活は少なくありません。

[演技終了後]

グリシン:この音楽作品のライトモチーフは「また会おう」というフレーズですが、昌磨がこれを公表する時、この青年が自分の素晴らしいパフォーマンスでまだ一年以上私たちを喜ばせてくれるようだときっと確信し、理解するでしょう。本物の役者、本物のスポーツマン、偉大な芸術家、偉大な達人です。

タラソワ:私たちの大きな愛を。

グリシン:背は高くありませんが、この昌磨はなんというエナジーバーなんでしょう。とても強い青年です。自分の周りに存在する全ての空間をつかみ取り、一瞬も目をそらすことができません。

タラソワ:舞台は才能を伸ばすといつも言われていますよね。それは本当です。彼が出てくると、その空気をエネルギーで満たしながら、彼は確かに周りの全てをつかみ取っていて、私には彼が大きな人のように思えます。私にはいつもワロージャ・ワシリエフは背が高いように見えていましたが、その後、彼と知り合った時、彼は全く背は高くなく、中くらいの背の高さでした。でも、舞台では私には彼の背が高く見えました。なぜなら彼にはとても偉大な才能があったからです。


そうそう、タラソワさんがおっしゃっているように、昌磨くんって氷上ではとっても大きく見えますよね😊

ソチの後くらいからしばらくはめっちゃでかくなったと勝手に思ってました🤭

エナジーバー?はカロリーメイトみたいなやつですかね?

聞いていないのですが、グリシンさんは昌磨くんのことを「ピロシキじゃなくてエナジーバー」だと言っていたこともあるようで。(どういうこと?🤔)